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| Busoni, Ferruccio(1866〜1924) |
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イタリアのピアニスト、作曲家、教育家、思想家。イタリア人のクラリネット奏者の父と、ドイツ人のピアニストの母との間に生まれ、音楽に囲まれた家庭で早くから神童ぶりを発揮し、17歳ですでに世界各地にピアニストとして知られるまでになった。作曲はほとんど独学で、音楽活動の大半はピアニストとしての演奏活動だった。1894年よりベルリンに定住したが、ライプツィヒ、ヘルシンキ、モスクワと欧州各地・アメリカを股に掛けて音楽教育に尽力し、またベルリンでは指揮者としても活躍して、新しい作曲家の重要な新作の紹介にも努めた。第1次大戦中は交戦国を嫌ってスイスのチューリヒに滞在したが、後にまたベルリンに戻り、ベルリン芸術アカデミーの教授を務めた。1924年の夏、同地で腎臓病により没している。新古典主義の作風による多数の作品を遺した他、ドイツ古典のピアノ曲の校訂、大バッハのオルガン曲のピアノ編曲なども行った。20世紀の新しい音楽時代を予告する美学理論によって有名。
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| (執筆・著)岡崎 恵 |
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- ★代表的な曲
- ピアノ協奏曲 作品39
- 1903〜04年の作品。楽曲構成、規模、編成のあらゆる面で、従来の協奏曲の常識をはるかに逸した異色の作品として有名。5つの楽章からなり、演奏時間70分を越す大曲で、最終楽章にアルト独唱と男声合唱が加わり、デンマークの詩人エーレンスレイヤーの「アラディン」の独語訳を歌詞に歌う。
- 歌劇「ファウスト博士」
- 1916年より作曲が始まり、24年の彼の死により未完に終わった壮大な歌劇。2つのエピローグ・幕間劇を挟む3場から成る。ゲーテの「ファウスト」を下敷きに、C.マーローの戯曲「フォースタス博士」を元にブゾーニ自身が脚本を書いた、彼の生涯に渡る芸術的思索の集大成でもある。彼がチューリヒ滞在中に出会ったドイツの作曲家、P.ヤルナッハ(1892〜1982)が、彼の没後にこれを補筆完成した版により演奏される。
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