J.N.ダービト(オーストリア)
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David, Johann Nepomuk(1895〜1977)

 20世紀オーストリアの作曲家・オルガニスト。23年までウィーン国立音楽院でJ.マルクスに学び、ライプツィヒ音楽院、ザルツブルク・モーツァルテウム、シュトュットガルト音楽大学で教授を務めた。作品は、少年時代の聖歌隊での体験から出発し、教会音楽からバロック・ロマン派・新ウィーン楽派・ジャズ音楽・12音技法などあらゆる要素を取り入れて独自の幅広い作風を確立した。しかし彼は1927年以前の(2曲の交響曲を含む)百余りの作品を破棄してしまい、残りも1943年のライプツィヒ大空襲で大半が焼失してしまった。また彼はアナリストとしても著名で、モーツァルト、バッハに関する多数の分析を著している。代表作としては「交響曲第4番」(1943, 空襲で焼失後、48年に再度作曲)、21巻に及ぶオルガンのためのコラール集、ドイツ・ミサ(1952)、天使の合唱のミサ(1953)などがある。
(執筆・著)岡崎 恵
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