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| Franck, Cesar (1822〜1890) |
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ベルギー生まれ、フランスの作曲家、オルガン奏者。バッハらの影響を受け、確固とした独特の形式観、崇高、宗教的深さを持つ作風が特徴。晩年になってようやく認められ、パリ音楽院の教授にもなり精力的な活動を行うが、1850年5月に乗合馬車の轅棒に脇腹を打ち付けてしまう。その時は何ともないようだったが、後に腹膜炎を起こし、11月に68歳で死す。主な曲は「交響曲 ニ短調」「バイオリン・ソナタ イ長調」「交響曲的変奏曲」「ピアノ五重奏」など。
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| (執筆・著) 葉桐夕希 |
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- ★代表的な曲
- 交響詩「プシュケ」
- フランクは交響詩をいくつか作曲しているが(その最初の試みはリストの最初の交響詩とほぼ同時期であったが完成に至らなかった)、ギリシャ神話のエロスとプシュケの物語に基づく「プシュケ」はその最後の作品であり、また他の交響詩より飛びぬけて長大である(演奏時間約45分)。交響曲ニ短調とほぼ同時期の1887〜88年に作曲された。曲は物語の筋に沿って (1) プシュケの眠り、(2) 西風に運ばれるプシュケ、(3) エロスの園、(4) プシュケとエロス、(5) 罰、プシュケの苦難と嘆き、(6) 赦し、の各部分から成り、後半には合唱(ソプラノ、アルト、テノールの3部)が加わる。全体にワーグナー風の官能性に彩られたこの曲は、渋いものが多いフランクの作品としては異例である。なお、この曲は (1)〜(4) のみで合唱を含まない短縮版で演奏されることが多いが、この版が作曲者自身によるものかどうか筆者は知らない。私見では、短縮版では標題のストーリーが完結しないばかりでなく、自由な再現部をなす後半部分が欠けてしまうので音楽的にも不満足であると思われる。
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- 交響曲 ニ短調
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