W.フルトベングラー(独)
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Furtwangler, Wilhelm(1886〜1954)

 20世紀前半の、ドイツの世界的指揮者。初めは作曲を学び、17歳の時に最初の交響曲を書いたが、後は指揮者として活動。1906年にデビューし、ドイツの数カ所の歌劇場に招かれて経験を積んだ。1920年にフランクフルトとベルリンの国立歌劇場の指揮者となり、A.ニキシュの後を継ぎライプツィヒ・ゲバントハウスの指揮者となってからは、国外にも活動を拡げ、ニューヨークなど各地で客演指揮者として次第に人気を得てきた。ウィーン・フィル、バイロイト、ベルリンで主席指揮者を歴任、戦後はベルリンフィルの終身指揮者となるなど、20世紀中盤のクラシック界を牽引する存在として活躍した。没後も人気は衰えず、半ば神格化された存在だ。 作曲家としては寡作家だが、指揮における姿勢と同様、強固で頑固な構成と深い精神性・抒情性による大作がある。交響曲は少年時代の習作の他に、番号付きが2曲(第3番は未完)、更に「ピアノと管弦楽のための協奏的交響曲ロ短調」など。
(執筆・著)岡崎 恵
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