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| Khachaturian, Aram Ilich (1903〜1978) |
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旧ソ連の作曲家で、プロコフィエフ、ショスタコービチと同時代に活躍した。アルメニア共和国の出身で、家は製本業という環境で、18歳までは音楽的専門教育を受けなかった。19歳でモスクワのグネーシン音楽学校に入学、更に後にモスクワ音楽院にてミャスコフスキーに師事。卒業制作の交響曲第1番で一躍名を馳せることになる。華麗で情熱的、生命力あふれる作品を数々作曲、中でもバレエ「ガイーヌ」の中の『剣の舞い』は大変有名である。祖国であるアルメニアの民族色をふんだんに取り入れ、それを西欧風の作曲技法で処理した独特の作風を貫き、ソ連における非ロシア的民族主義の旗手として人気を博した。1952年よりモスクワ音楽院教授を務め、3曲の交響曲、ピアノ協奏曲、バイオリン協奏曲などの他「ガイーヌ」「スパルタクス」に代表される舞台音楽も多く手掛けた。アルメニア共和国の国歌も彼が書いている。
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| (執筆・著)岡崎 恵 |
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- ★代表的な曲
- バレエ音楽「ガイーヌ」 [DB]
- アルメニアでの事件を題材としたバレエ。夫の公的資金着服を警察に告発した妻のガイーヌが、逆恨みした夫に殺されそうになり、警備隊長に救われて二人は結ばれる……という話。『剣の舞い』『レズギンカ舞曲』『ゴパーク』など有名な曲が多く、アルメニア民族主義の代表的な作品と位置づけられている。
- 交響曲 第2番 イ短調 「鐘」 [DB]
- 第2次大戦中の大祖国戦争(対ドイツ戦)でのソ連国民の苦悩と怒りを描いたとされ、ソ連共産党の当局から熱狂的な支持を受けて人気となった作品。曲の全体に、効果的に鐘が使われていることから「鐘」という愛称で呼ばれる。
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