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| Krenek, Ernst(1900〜1991) |
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クシェネック、クルジェネークとも呼ばれる。ウィーン生まれの20世紀の作曲家。16年よりシュレーカーに作曲を師事。若い頃から旺盛な創作意欲を示し、ロマン主義的作風からすぐに無調主義に転換、22歳の時の大作「交響曲第2番」で一躍有名になった。24年にはパリを訪れ、新古典主義に傾倒。25年からカッセルの国立歌劇場で仕事を始めたのがきっかけで、舞台音楽に興味を示し、翌年完成の歌劇「ジョニーは演奏する」が世界的な
大成功を収めた。30年代からはA.ベルクやA.シェーンベルクらと知り合い、12音技法を取り入れ始め、以後長きに渡って音列(セリー)作法による作曲を手掛けた。ナチス政権の台頭を避けて37年にアメリカに渡り、45年に帰化。以降はアメリカを本拠として、各地の大学や音楽学校の教授の仕事をしながら、現代音楽の創作に努めた。非常な多作家で、作品番号は 200を悠に越える。
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| (執筆・著)岡崎 恵 |
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- ★代表的な曲
- 交響曲第2番 作品7
- 1922年の作品、翌年カッセルで初演。無調主義時代の代表作で、3楽章からなり、演奏時間1時間に達する大曲。若き日の生命力みなぎる楽想の噴出の連続で、作曲家クジェネークの名前を世界に広める出世作となった。交響曲は番号付きが5曲の他、歌劇から改編された物など数曲がある。
- 歌劇「ジョニーは演奏する」作品45
- 1925〜26年の作曲、27年ライプツィヒで初演。台本も作曲者が執筆した。伝統を覆したジャズ・オペラとして当時は衝撃的な大成功を収め、18カ国語に翻訳されて欧米各地で繰り返し演奏され、母国オーストリアでは同じ名前のタバコが発売されるまでの人気になった。しかし数年で人気は落ち、ナチスによる芸術干渉もあって忘れ去られてしまった。黒人のバンドマンのジョニーが、仲間のヴァイオリンを盗んだことから始まる悪漢喜劇。
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