A.ルーセル(仏)
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Roussel, Albert(1869〜1937)

 フランス近代の作曲家。25歳までは海軍の軍人だったが、健康上の理由で退任後、作曲家を目指してパリで学んだ。1898年にスコラ・カントールムに入学、1907年までダンディに作曲を師事しながら、対位法の教授も務めた。初期にはダンディの影響下に厳格な書法で作曲したが、次第に印象主義に傾き始め、1909年のインド旅行を機にその傾向が顕著となる。次いでストラビンスキーのバーバリズム(原始主義)にも接近し、晩年は新古典主義に到達した。このように彼は、デュカスと同じように生涯どの楽派にも属さない、独自のイディオムを貫いた孤高の作曲家といえる。 作品は4曲の交響曲の他、歌劇やバレエなどの舞台音楽、室内楽曲、歌曲などあらゆるジャンルに多数の作品がある。
(執筆・著)岡崎 恵
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