C.サン・サーンス (仏)
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Saint-Saens, Charles Camille (1835〜1921)

 フランスの後期ロマン派〜近代に渡って主要な地位にある作曲家。幼少の頃から類い希な音楽的才能を発揮し3歳には既にピアノ曲を作るほどの神童ぶりだった。10歳にはリサイタル・デビューしている。13歳でパリ国立音楽院に入学、在学中から交響曲を含む数々の作品を書いている。1857〜1877年の間、マドレーヌ教会のオルガニストを務めていて、名演で知られた。作曲家としては、当時舞台音楽の全盛だったフランスにおいて、ベートーベンに傾倒して純器楽曲を作曲。更に「フランス国民音楽協会」を1871年に設立して、弟子のフォーレ、メサージェ、またフランク、シャブリエ、デュカスなどの新作の演奏を奨励した。1888年の母の死後、世界各地に演奏旅行に出るようになり、世界的なピアニスト・オルガニスト・指揮者として名声を博した。作品はあらゆる分野に多数あり、流麗で美しい色彩に満ちた語法と叙情性でだけでなく、古典様式を復活させ、また行進曲や合唱曲などの愛国的な作品も書くなど、常にそれらの魅力に聴衆は惹きつけられてやまない。
(執筆・著)岡崎 恵
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★代表的な曲
動物の謝肉祭 [DB]
 1886年の作品だが、初演と出版は作曲者の遺言により生前には行われなかった。様々な動物の生態を微笑ましくユーモラスに描いた14曲からなる組曲。「白鳥」が特に有名。
交響曲第3番ハ短調「オルガン付き」 [DB]
 彼の管弦楽作品の中で最高峰に位置する名作。1886年の作曲。2部構成という特異な形式もさることながら、フルオーケストラに教会オルガンを加えるという大胆な構成で、現在でも高い人気がある。なお彼の交響曲は、番号付き3曲の他に、番号のない曲が2曲確認されている。
歌劇「サムソンとデリラ」 [DB]
 1869〜1872年の作品。旧約聖書にある英雄サムソンの物語を描く。「バッカナール」が特に有名。


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