K.シマノフスキ(ポーランド)
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Szymanowski, Karol(1882〜1937)

 近代ポーランドを代表する作曲家。貴族の出身で、両親や伯父のネイガウスに音楽を学び、更にワルシャワでノスコフスキに師事。G.フィテルベルク、L.ルジツキらと共に「若きポーランド」グループを結成して、音楽界に新風を巻き込んだ。1927〜32年ワルシャワ音楽院長として後進の指導に当たったが、肺結核を患って退任、以後は作曲活動に専念したが、1937年、54歳で療養先のスイスのローザンヌで没した。初期にはスクリャービンらのロシア音楽の影響を示し、次にR.シュトラウスの影響による新ロマン主義、そして印象派にも傾倒して独自の神秘主義を確立。第1次大戦後は、民族色を取り入れた新古典主義に進んだ。あらゆる分野に多数の作品を遺したが、特に器楽曲での反ロマン的、理知的な作風で知られる。ショパン以降はじめて、ポーランド音楽をヨーロッパ諸国の水準にまで高めた人と言える。
(執筆・著)岡崎 恵
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★代表的な曲
交響曲第3番「夜の歌」
 1914〜16年の作品、初演は1921年ロンドンにて。13世紀ペルシャの神秘主義的詩人、ジャラル・アッディン・ルーミーの詩による、テノール独唱、バイオリン・ソロ、管弦楽と混声合唱のための曲。彼の神秘主義における代表作となっている。
バイオリン協奏曲第2番
 1932〜33年の作品。中央にバイオリンのカデンツァを挟んで、連続して演奏される2つの楽章からなる。民族的新古典主義の代表作で、同年に書かれた交響的協奏曲(交響曲第4番)と並んで、晩年の傑作とされている。


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