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| Vaughan Williams, Rulph(1872〜1958) |
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20世紀前半のイギリス国民主義を代表する作曲家。ロンドン王立音楽大学とケンブリッジ大学で学んだ後、1897年にはベルリンでブルッフに師事した。1903年より、ホルストと共にイギリス各地の民謡の採譜を始め、その頃には交響的印象「沼沢地方にて」や「ノーフォーク・ラプソディー」などの初期の主要作品が生まれている。1909年にはパリでラベルの個人指導を受け、印象派にも傾倒。「海の交響曲」や「タリスの主題による幻想曲」などで注目を浴びた。1940年まで、母校の王立音楽大学の教授を務め、余生は没する直前まで精力的に作曲を続けた。彼はエルガーと並ぶイギリス音楽復興の指導的立場の一人で、常にイギリスの古い民謡から民族的感覚を受け、聴衆に分かりやすい平易で感動的な曲を残した。
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| (執筆・著)岡崎 恵 |
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- ★代表的な曲
- 南極交響曲
- 1948年の映画「南極のスコット」への音楽から、1952年にかけて編曲。管弦楽に教会オルガンとピアノを含み、更にソプラノ独唱と女声合唱によるボカリーズ、そしてナレーターによる場面の説明もある。交響曲は、この曲を第7番に数えて、全部で9曲ある。
- グリーン・スリーブズによる幻想曲
- 1908年に採譜、1924〜28年に作られた歌劇「恋するサー・ジョン」の第4幕中の間奏曲として使われ、後にそれを独立させたもの。緑の袖の着物を着た浮気な女を歌った、16世紀末の民謡を元にしている。同名の民謡は、彼の採譜と紹介によって、世界中で愛唱される最も有名な民謡となった。
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