V.ダンディ(仏)
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d'Indy, Vincent(1851〜1931)

 フランスの作曲家、教育家で、理論家、著述家としても知られる。父方の祖母、レジア・ダンディ伯爵夫人に厳格に育てられ、音楽教育も受けた。1870〜71年の普仏戦争では祖国フランスのために戦い、その後パリ音楽院でフランクに師事。1871年、サン・サーンスが興したフランス国民音楽協会に参加し、またこの頃ドイツに旅行して、リストやワーグナーにも強く影響されたといわれる。一方ブラームスとも交友を持ち、フランスにおける近代器楽曲の推進者となった。1890年にフランス国民音楽協会の会長に就き、1894年に「スコラ・カントールム」を設立、1911年にそこの校長に就いた。フランキスト(フランク信奉派)を代表する一人として、大規模で厳格なソナタ形式・循環形式の作品に力を発揮している。長期に渡る作曲界や教育面での活動で、フランス楽壇に深い影響を残した。
(執筆・著)岡崎 恵
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★代表的な曲
フランスの山人の歌による交響曲
 1886年の作品。この頃毎年夏に避暑に訪れていた、フランス高地のセヴェンヌ地方の民謡を題材として、管弦楽とピアノ独奏のための3楽章の交響曲としてまとめた。ダンディの作品の中で最もよく親しまれている。交響曲はこの曲を第1番として、3曲残されている。
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